燃えるフィッツロイとは
フィッツロイ(標高3,405 m)は東を向いた岩壁の山です。晴れた朝、太陽が東のステップ(草原)から昇ると、最初の光が山頂から岩壁を下りていき、山全体が赤からオレンジに変わります。続くのは数分です。その時間にロス・トレス湖の上にいるには、夜のうちにヘッドランプで歩き出す必要があります。
山頂は雲に隠れることが多く、村が晴れていても山頂だけ雲がかかる朝もあります。遠くから来るなら、朝焼けのチャンスを2回以上つくっておくのがいちばん確実です。
月別の日の出時刻
| 月(15日ごろ) | 日の出 | 日の入り |
|---|---|---|
| 10月 | 6:50 | 20:25 |
| 11月 | 6:00 | 21:15 |
| 12月 | 5:40 | 21:55 |
| 1月 | 6:10 | 21:55 |
| 2月 | 7:00 | 21:10 |
| 3月 | 7:45 | 20:15 |
| 4月 | 8:35 | 19:10 |
エル・チャルテン(南緯49.3°)での計算値、アルゼンチン時間(UTC−3、夏時間なし)。岩壁が赤くなるのは日の出の直後です。12月は夜明けが早く、出発は真夜中になります。
撮影ポイント
- ロス・トレス湖
- フィッツロイの真下にある氷河湖。朝焼けの定番の場所です。最後の1時間は約400 mの急なモレーン(岩くず)の登りです。風がなければ湖面に山が映ります。
- カプリ湖
- 村からロス・トレス湖へ向かう道の途中にある湖。風が止んだ時には「逆さフィッツロイ」が撮れます。朝焼けの帰り道に寄ります。
- マドレ湖とイハ湖
- トーレ谷とフィッツロイをつなぐ、歩く人の少ない道の湖。水面にフィッツロイが映ります。
- トーレ湖とマエストリ展望台
- セロ・トーレの岩峰、湖に浮かぶ氷山、湖に崩れ落ちるグランデ氷河。
- ピエドラス・ブランカス氷河
- フィッツロイからぶら下がるように見える青い氷河。ロス・トレス湖への道から展望台に寄れます。
- 国道23号線
- エル・カラファテから村へ向かう道。ビエドマ湖の横を走り、正面にフィッツロイ山群が見えてきます。バスでは左側の席がおすすめです。
- 星空
- 晴れた夜、村の明かりから少し離れると、フィッツロイの上に南半球の星空が広がります。

夜明けのロス・トレス湖への3つの行き方
- 村から夜に出発(日帰り)
- ガイドと一緒に夜中に村を出て、ヘッドランプで森とモレーンを登ります。最大8人のグループ。1人USD 295から。
- ポインセノット・キャンプに1泊
- 湖の1時間下にあるキャンプに泊まり、そこから夜明け前に登ります。テント、寝袋、夕食、朝食はキャンプにあるので、ザックはカメラと服だけです。
- キャンプに2泊、朝焼け2回
- 「燃えるフィッツロイ撮影の旅」。1回目が曇っても2回目があります。エル・カラファテ空港からの送迎とホテル付きの6日間です。
ロス・トレス湖の朝焼け19.6 km · +890 m · 8〜10時間 · USD 295
ロス・トレス湖19.6 km · +890 m · 8〜10時間 · USD 228
トーレ湖とマエストリ展望台20.4 km · +660 m · 8〜9時間 · USD 250
ホテル、空港送迎、ガイド、キャンプがすべて入った撮影ツアーはこちら。 ツアーと料金を見る →
紅葉の季節
4月、とくに後半になると、レンガ(南極ブナ)の森が赤と黄色に変わります。年によって少しずれます。風が弱まる季節でもありますが、日の出は8時半ごろと遅く、日の入りも早くなります。ポインセノット・キャンプは4月20日までです。
撮影の持ち物
- 三脚
- パタゴニアの風は強いので、しっかりした三脚と、ぶら下げる重りがあると安心です。
- ヘッドランプと予備電池
- 夜明け前は完全に暗い道を歩きます。
- 防寒着と手袋
- 夏でも夜明け前の湖は0度近くになり、風が吹くとさらに寒く感じます。待つ時間のためにダウンを1枚。
- レンズ
- 湖からは広角で山全体を、望遠で赤く染まる岩壁を。
- 予備バッテリー
- 寒さでバッテリーは早く減ります。内ポケットで温めておきます。
撮影の日程や行程の相談は、英語のメールかWhatsAppでどうぞ。 contact@fitzroyexpediciones.com.ar →
よくある質問
燃えるフィッツロイは毎朝見られますか?
いいえ。晴れていて、東の地平線に雲がない朝だけです。山頂が雲に隠れることも多いので、朝焼けのチャンスを2回以上つくるのがおすすめです。
朝焼けを撮るには何時に出発しますか?
その日の日の出時刻に合わせて、湖に着く時間から逆算します。村からなら夜中、ポインセノット・キャンプからなら日の出の約1時間半前です。前の晩にガイドが時間をお伝えします。
ガイドは撮影を待ってくれますか?
プライベートのツアーでは、ガイドはお客様だけに付き、ペースもお客様に合わせます。光を待って止まることもできます。グループでは、湖の上で全員が同じ時間を過ごします。
逆さフィッツロイはどこで撮れますか?
カプリ湖、ロス・トレス湖、マドレ湖とイハ湖です。湖面が静まるのは風の弱い時間だけで、朝が多いです。
三脚は持って行けますか?
はい。キャンプに泊まるツアーでは、テントや寝袋、食事はキャンプにあるので、ザックにカメラと三脚を入れる余裕があります。
天気が悪くても出発しますか?
はい。雨や風でも予定どおり歩きます。森の中の道が多く、ガイドは風の強い区間の歩き方を知っています。フィッツロイの山頂が雲に隠れることはよくあるので、朝焼けを確実に見たい方には2回チャンスがあるツアーをおすすめします。
ガイドは日本語を話しますか?
いいえ。ガイドはスペイン語と英語を話します。簡単な英語がわかれば、どのトレッキングも安心して参加できます。お問い合わせは英語のメールやWhatsAppで大丈夫です。
国立公園の入園料はかかりますか?
はい。トレイルはロス・グラシアレス国立公園の中にあります。2026年6月1日から、外国人の入園料は1日50,000アルゼンチン・ペソで、QRコードかカードで払います(現金は使えません)。入園料はツアー料金に含まれていません。

